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【なまはげは宇宙人!?】(下)なまはげとUFO、意外な「接点」

2008.2.16 20:56
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入道崎で「あっちの方角でUFOを見た」と指さす鎌田昭雄さん=秋田県男鹿市入道崎で「あっちの方角でUFOを見た」と指さす鎌田昭雄さん=秋田県男鹿市

 未確認飛行物体(UFO)の撮影に成功したという秋田・男鹿半島、入道崎の鎌田昭雄さん(66)の食堂から車で約30分。半島の西南端に近い山中に、なまはげ発祥の地として知られる赤神(あかがみ)神社がある。

 999段とされる石段を登りきったところにある5つの社(やしろ)、五社堂(ごしゃどう)。国の重要文化財に指定されている社の一つひとつに、鬼がまつられている。この鬼たちの化身が、なまはげと言い伝えられている。

 なまはげの由来は、中国の漢の武帝が従えてきた5匹の鬼との説や、漂着した異国人など諸説ある。稲雄次『ナマハゲ』(秋田文化出版)によれば、武帝説では漢の武帝が白い鹿に乗り、5匹のコウモリを従えて男鹿半島へやってきた。このコウモリが鬼となり、村人と五社堂の999段の石段作りの賭けをして負けたと伝えられている。

 また、異邦人説は赤毛で青い目をした鬼のような大男が男鹿半島の西海岸に打ち上げられ、陸地に着いた際、異様に甲高い叫び声を上げた。999段の石段を作ったのは、大男が持っていた滑車と特殊なロープによるものであるという。

 一方で、五社堂の上空では200年ほど前、火の玉が目撃されていた。江戸時代の1810(文化7)年8月27日に発生した近世の大震災「男鹿地震」。『男鹿市史』はその前兆に「不可思議な出来事が相次いでいた」として、地震前夜の次のような現象を記録している。

 《暮れに日の影が二つ現れ、真の光(太陽)は海に落ちかかる一方で、もう一つの光は赤神山山嶺にかかり、太陽が海のかなたへ沈んだあと、赤神山山嶺の紫の光はいよいよ明るさを増し、地震の雲気が現れた》

 UFOの撮影に成功したという鎌田さんは、なまはげと火の玉の「接点」が五社堂にあることに着目する。

 「私が撮ったのと同じ火の玉が、200年も前に五社堂の上で輝いていたんだ。ご存知の通り五社堂はなまはげの起源です。なまはげは、宇宙人なのかも知れない」

 けげんな顔で聞いていたのに気づいたのか、鎌田さんは「いや、ホントに。なまはげの起源は諸説あるが、本当のところは分かっていない。世の中にはまだまだ未解明なことは多いよ」とつけ加えた。

 そもそも、火の玉は男鹿半島の名山、寒風山でも目撃されているし、鎌田さんが小学生のころ、学友が日本海の上空をさーっと飛んでいく物体を見たこともあったという。UFO研究家の矢追純一さんがいうように、男鹿半島は「UFOの名所」なのだ。

 なまはげは、やはり宇宙人だったのか。鎌田さんは「それは定かじゃないの。いろんな説があって、分からないんだ」と慎重な姿勢を維持しつつも、こう述べた。

 「ただ、赤神の山で生身の人間が何カ月も暮らすことは、あり得ねえ。矢追さんは『世の中には信じる人と信じない人が半分ずついるものだ。それで世の中はバランスが取れているんだ』と言っていた。むしろ全員が賛成するほうが、おかしいわけだから」

 傍らで聞いていた妻、みえ子さん(59)が「近ごろ、あちこちで目撃情報が多いから」と言い添えた。

 鎌田さんは「地球にはね、地球人が誕生する前に宇宙人がいたの」。男鹿半島の突端、さいはての岬の食堂で語るその口調は、次第に熱を帯びていった。

(終わり)

【なまはげは宇宙人!?】(上)騒動の地で「UFO」目撃映像

【なまはげは宇宙人!?】(中)日本海に2つの火の玉

このニュースの写真

男鹿半島の入道崎で客を待つ赤なまはげ=秋田県男鹿市
入道崎で「あっちの方角でUFOを見た」と指さす鎌田昭雄さん=秋田県男鹿市
なまはげ=秋田県男鹿市の「なまはげ館」
秋田・男鹿半島入道崎で撮影された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影「UFO?」より)
男鹿半島の入道崎で見かけた赤なまはげ。表情も様々だ=秋田県男鹿市
男鹿半島の入道崎。さいはて感がただよう=秋田県男鹿市
なまはげゆかりの真山神社前の店先にいた赤青なまはげ=秋田県男鹿市
男鹿半島の入道崎で見かけた青なまはげ。赤なまはげと遜色ない迫力だ=秋田県男鹿市
観光にも一役買うなまはげ。プロ野球・楽天の本拠地フルキャストスタジアム宮城(当時)に現れ、地元をアピール==2005年6月11日撮影
UFO目撃証言が相次ぐ男鹿半島入道崎では、なまはげらが観光客を出迎える。UFO証言となまはげ、気になるその関係とは…=秋田県男鹿市
秋田・男鹿半島入道崎で撮影された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影「UFO?」より)
UFO目撃証言が相次ぐ男鹿半島入道崎にいる灯台、秋田犬、招き猫=秋田県男鹿市
男鹿半島の「なまはげ紫灯(せど)まつり」で松明を手に雄たけびを上げるなまはげ=秋田県男鹿市の真山神社(2005年2月11日撮影)
秋田・男鹿半島の「なまはげ紫灯(せど)まつり」で松明を手にしたなまはげ=秋田県男鹿市の真山神社、2005年2月11日撮影
秋田観光キャンペーン隊で産経新聞編集局を訪れたなまはげ=2006年12月1日
UFO目撃証言が相次ぐ男鹿半島入道崎にあった看板=秋田県男鹿市
男鹿半島の入道崎にある自店「みさき会館」で「UFOの撮影に成功した」と語る鎌田昭雄さん=秋田県男鹿市
秋田・男鹿半島入道崎で撮影された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影「UFO?」より)
UFO目撃証言が相次ぐ男鹿半島入道崎で観光客を出迎える赤なまはげ。そういえば宇宙人に似てる…=秋田県男鹿市
男鹿半島への入り口にそびえる巨大なまはげ=秋田県男鹿市
秋田新幹線「こまち」が停車するホームにいたパンダの人形。なまはげではなかった=JR秋田駅
観光案内所にいた赤なまはげ=秋田県男鹿市
秋田新幹線「こまち」を見送るパンダの人形。なまはげではなかった=JR秋田駅
UFO目撃証言が相次ぐ男鹿半島入道崎で観光客を出迎える青なまはげ。赤なまはげ同様、そういえば宇宙人に似てる…=秋田県男鹿市
秋田・男鹿半島入道崎で目撃された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影)
秋田・男鹿半島入道崎で目撃された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影)
秋田・男鹿半島入道崎で目撃された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影)
秋田・男鹿半島入道崎で目撃された「謎の発光物体」(鎌田昭雄さん撮影)
「UFO?」のDVDジャケット
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