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【なまはげは宇宙人!?】(上)騒動の地で「UFO」目撃映像
秋田県男鹿市の伝統行事「なまはげ」が昨年の大みそか、温泉旅館の女湯へ乱入、女性客の体を触って問題となった。伝統文化と観光誘致のひずみ、そして若者の暴走という観点で語られる「事件」だが、地元では「なまはげ宇宙人説」が浮上していることが分かった。5年前に未確認飛行物体(UFO)の撮影に成功したのが発端で、映像には確かに不可解な動きをする光の球が…。前代未聞のなまはげのご乱行も、大いなる宇宙の「見えざる手」だったのか。3回にわたり緊急現地報告する。
騒動が起こった女湯は、大型温泉旅館の2階にあった。日本海を望む男鹿温泉郷。ロビーの片隅にあるらせん階段を上がり、「大浴室」と書かれた案内板をたどると、かぎの手に曲がった廊下の向こうに「婦人ノ湯」と染め抜かれた桜色ののれんがかかっていた。
大浴場は男女入れ替え制。両方とも入ってみたところ、洗い場には黒いタイルが敷き詰められ、シックな雰囲気。源泉かけ流しで、入浴後にタオルで体をふくと茶色い成分が付着しているほど泉質がよい。
昨年12月31日午後8時半ごろ、この旅館を訪れた6匹のなまはげのうち1匹が女湯へ乱入、洗い場にいた小学生の少女2人や20歳の女性ら4人の体を次々と触った。
6匹のなまはげは、温泉街に近い海辺の集落からやってきた。人々が「この部落ではもう、アレはなかったことにしたんだ」と固く口を閉ざす中、まとめ役だった漁師の男性(45)が重い口を開いた。
「なまはげが旅館に入る時は靴を脱ぐ。ロビーに散乱した6匹分の靴を片づけて、暴れているなまはげを1匹、2匹と数えたら、1匹足りねえ。あれーと思ったら、2階へ駆け上がっていくなまはげが見えた。あわてて若えもんを走らせたが、すでに風呂から出てきたところだった。あっという間だった」
騒動を起こしたなまはげは、東京都内に住む会社員の男性(20)。高校卒業後に上京し、年末年始で帰省していたところ、過疎と少子化でなまはげのなり手がいないため参加を誘われたという。
当日は午後6時ごろから集落の民家十数軒を回り、それから温泉街へ出向いた。気温は零下。厳しい寒さの中、各民家で振舞われる酒を飲んでいくうちに泥酔状態に陥り、本人は「民家の3軒目くらいから記憶が飛んだ」と話したという。
他のなまはげが「もう少しだから、がんばれ」と励ます中、8軒回る予定だったホテル・旅館の7軒目で騒動は起きた。
まとめ役の男性は「本人は本っ当に反省している。成人式のために帰省していた時に地元紙の秋田魁新報に出て、式も出られず東京へ戻っていった。でも、まじめに考えたら、なまはげだから捕まらなかったのは事実だもんな。一般の人だったら文句なく逮捕されているからな」。
被害にあった女性客に謝罪したところ、「まだ20歳で将来もあるし、伝統行事を絶やしてほしくない。今後はこういうことのないようにがんばってください」と逆に励まされたという。女性は予定通りさらに数日、同じ旅館に滞在していった。
騒動は一件落着したかに見えるが、腑に落ちない点も少なくない。そもそもなまはげとは何者なのか。「漢の武帝説」「異邦人説」など諸説あるが、真相は明らかにされていない。
ナゾを解くカギは、思わぬところから現れた。温泉郷からわずか6キロ余りの男鹿半島の突端、入道崎。ここで2003年、未確認飛行物体(UFO)の撮影に成功したという男性がいた。
「なまはげは宇宙人かも知れない」、という。
=つづく



























