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【探訪】ニュージーランド はぐくまれる自然を敬う心
鮮やかなコバルトブルーの湖、こぼれ落ちそうな満天の星空、太陽に向かって一直線に伸び続ける樹木からは神々しい森の香りが漂う…。無限に広がる自然を肌で実感できる真夏のニュージーランドを訪れた。
「人より羊のほうが多い」といわれるように、日本の70%の国土に人口はたった410万人。世界で人口密度が最も低い。大気汚染がほとんどないため、日差しは肌を突き刺すように強いが、日本の避暑地のようなさわやかさだ。
この国を象徴するのが「カウリの木」。大きいもので高さ50メートル、幹の周囲は15メートルにも達し樹齢は3000年を超える。ゆっくり時間をかけてまっすぐに伸びた後、枝を分け、さらに幹が太くなっていく神秘的な木だ。
先住のマオリ族は常にカウリの木や森に祈りをささげ、感謝のあいさつを欠かさない。屋久島でのガイドを経て現在、ワイポウアの森でガイドを務める岡田愛さん(31)は「自然を敬う心が人々の生活に溶け込み、文化として伝承されている。自然を保護する国の意識も明確です」と話す。
カウリの木は輸出用建材として乱伐されたことでわずか4%にまで激減したが、現在は森林保護区として国をあげて大切に保護されている。
また、絶滅危惧(きぐ)種に指定されているハネジロペンギンについても、25年ほど前に激減したのをきっかけに自然保護局が地元農家に委託して保護管理に乗り出した。
大自然の中に人と動物が共生する国。絶滅しそうな動物や手つかずの自然を守ろうとする官民一体の取り組みが、美しい風景を支えている。(写真報道局 矢島康弘)
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ニュージーランドの絶景と食を360度の視点から体感するスペシャルサイト(www.360nz.jp)が15日から公開されます。
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「探訪」の動画は「産経ポッドキャスト」http://podcast.sankei.co.jp/でご覧になれます。





