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「発想は大胆に」と激励、ノーベル賞候補者が最終講義
ノーベル化学賞の有力候補として幾度も名前が挙がった九州大大学院工学研究院(福岡市西区)の新海征治教授(63)(物質創造工学)が9日、3月の定年を前に大学院生ら約400人に最終講義を行った。「発想はおおらかに、大胆に」と研究者としての姿勢などについて語り、後輩を激励した。
新海教授は、光などの刺激で分子の構造を変化させ、分子機能を制御することに世界で初めて成功。講義では「研究者は個性的な色がついた方がいいが、過ぎると発想の幅が狭まる。研究は山の向こうに次の山がある」などとこれまでの研究を振り返った。
ノーベル賞について「騒いでいたらもらえない」などと時折、ユーモアを交えながら、若い研究者の国際的な活躍に期待を込め最後の教壇を終えた。
新海教授は4月から、福岡市の研究センターに勤め、九大大学院の客員教授としても研究を続ける。
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