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カカオ産地の子どもに愛を バレンタイン商戦に新風 (1/2ページ)

2008.2.9 09:37
このニュースのトピックスフリーター・ニート
「ゾッター」を手にする「チョコレボ実行委員会」代表の星野智子さん「ゾッター」を手にする「チョコレボ実行委員会」代表の星野智子さん

 近づくバレンタインデー。日本ではチョコレート商戦が繰り広げられているが、原料であるカカオの最大生産地、西アフリカの農園では児童の過酷な労働がいまだ横行、国際労働機関(ILO)が問題視していることはあまり知られていない。

 問題に気づいた市民やアーティストらが、児童労働を排して作られたチョコを国内外から集めてデパートやスーパーに紹介したり、メーカーにも生産に力を入れるよう呼び掛けたりと応援に乗り出した。味と芸術性に加えて知的な印象が魅力という。一流デパートも取り扱い始め、チョコ商戦の新風となりそうだ。

 ▽チョコ知らぬ子

 飢餓や貧困問題を調査している「国際熱帯農業研究所」(本部ナイジェリア)などによると、世界のカカオ供給量の70%を占めるカメルーン、コートジボワール、ガーナ、ナイジェリアの小規模農家では数十万人の少年少女が労働に携わり、うち64%が14歳以下。素手素足で、けがや感染症の危険にさらされているという。

 ILO駐日事務所渉外担当の大間知久美子さんは「子どもらは学校にも行かず『将来の夢は?』という質問が理解できない。今日も明日もその先も、ただ働き続けることしか考えたことがないからだ。(製品となった)チョコレートは彼らの生活レベルではとても高価で、見ることも味わうこともないと伝えられている」と指摘する。

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「ゾッター」を手にする「チョコレボ実行委員会」代表の星野智子さん
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