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【一期一味】「銀座ろくさん亭」料理長 宮永賢一さん 「和の鉄人」の後継者 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:「SANKEI EXPRESS」から
宮永さんは食材を運び、下準備を手伝う助手を務めていた。「いかに気を利かして鉄人(道場六三郎さん)の役に立てるかを常に考えていた。技術を学べただけでなく、状況を察知する感覚が研ぎすまされた」と語る「銀座ろくさん亭」料理長、宮永賢一さん(提供写真)「和の鉄人」といわれる道場六三郎さんの店「銀座ろくさん亭」の料理長を、昨年10月に任された。宮永賢一(みやなが・けんいち)さんは25歳まで、料理に関してはまったくの素人。「たまたま“鉄人の助手”になっただけ。それまではフリーターでした」
1993年から99年に放映され、社会現象にまでなった人気番組「料理の鉄人」。名のある料理人たちが制限時間内にいかにおいしい料理をつくるかを競う番組で、宮永さんは食材を運び、下準備を手伝う助手を務めていた。
「いかに気を利かして鉄人の役に立てるかを常に考えていた。技術を学べただけでなく、状況を察知する感覚が研ぎすまされた」
「料理の鉄人」で負け知らずだった道場さんの助手にも何度かついた。
「大根おろしなどと合わせたフォアグラにポン酢をかける料理を食べて、おいしさに感動した。どう作るのか、夢中で質問攻めにしてしまった」
この日から道場さんに名前を覚えてもらいたくて懸命に腕を磨いた。次第に助手として指名が入り、番組では道場さんの“片腕”として一目置かれるようになった。
やがて正式に弟子入りが許される。95年から「ろくさん亭」で働き始めた。尊敬をこめて師匠を「道場のおやじさん」と呼ぶ。「和をくずすな」とよく諭される。「この店に来るお客さまは、わかりやすい味を求めている。シンプルな皿の中に深さを表現する料理こそ和食」

