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【遊遊楽楽】和歌山・白浜町の食の旅 養殖でもクエはやっぱり王様 (3/5ページ)

2008.2.5 16:25
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  刺し身や鍋、ムニエルなどさまざまなクエ料理が楽しめる=和歌山県白浜町のホテルシーモア(中井美樹撮影)【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  刺し身や鍋、ムニエルなどさまざまなクエ料理が楽しめる=和歌山県白浜町のホテルシーモア(中井美樹撮影)

 ■気軽に楽しむコクと歯応え

 白浜は古くから温泉地として知られた町。公衆浴場が点在し外湯巡りも楽しめる。

 日が沈むころ、海岸近くに湧(わ)く町営の露天風呂、崎の湯を訪ねた。湯船に波しぶきが飛んできそうなほど海が近い。目の前に大海原と赤く染まってきた空が広がる。耳を澄ましても聞こえてくるのは、ザバーンザバーンと繰り返す豪快な波の音だけ。

 とびきりの日常からの解放感。ああ旅行っていいなあと、しみじみと思う瞬間だ。

 さあいよいよ夕食。宿泊先の「ホテルシーモア」で紀州クエの会席を食べる。

 クエの差し身にクエのにぎり寿司、クエのムニエル、揚げ物、茶碗(ちゃわん)蒸し、酢の物−など、まさにクエ三昧だ。

 まずは薄造りを1枚。その繊細な口当たりに驚いた。きめ細かく、きゅっとした歯応え。噛(か)むとほんのりと脂の甘みが舌に広がる。あっさりしているのにコクがある。

 ミニ鍋の出汁(だし)がグラグラと沸いてきた。ゴロリとした切り身を入れて待つことしばし。白く色の変わった身にかぶりついた。弾力のある身はジューシーで、皮に身の間のとろりとしたゼラチン質もうまい。

 次々に料理を平らげていると、天然のクエを食べたことのある同行の人たちから「やっぱり天然には負けるなあ」と声があがった。

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【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  刺し身や鍋、ムニエルなどさまざまなクエ料理が楽しめる=和歌山県白浜町のホテルシーモア(中井美樹撮影)
【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  近畿大学水産研究所で育てられたグロテスクな姿のクエ=和歌山県白浜町(中井美樹撮影)
【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  海のすぐそばにある崎の湯。豪快な波の音を聞きながら湯を楽しめる=和歌山県白浜町(中井美樹撮影)
【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  白浜のシンボル、円月島。夕景も美しい=和歌山・白浜町(中井美樹撮影)
【遊遊楽楽】和歌山・白浜町  夏は海水浴客でごった返す白良浜も冬は静寂なムードが漂う=和歌山県白浜町(中井美樹撮影)

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