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【遊遊楽楽】和歌山・白浜町の食の旅 養殖でもクエはやっぱり王様 (1/5ページ)
このニュースのトピックス:「SANKEI EXPRESS」から
そのおいしさで知られる高級魚、クエを食べに和歌山県白浜町に行ってきた。漁獲量が少なく、旅行者が気軽に口にできない幻の魚とされていたが、この冬シーズンから、白浜町の旅館やホテルが、養殖のクエを楽しむ宿泊プランをスタートさせたという。「一度食べたら忘れることのできない味」なんて話も聞いていた。前から食べてみたかったんだ。(中井美樹)
キラキラと、日光を反射して輝く海面を船が進む。
「あれが養殖クエのいけすです」
取材ということで見学させてもらった近畿大学水産研究所白浜実験場。養殖技術に取り組む村田修教授(67)が指さした先には、ずらりといけすが並んでいた。近大水産研究所が養殖に成功した、マダイやシマアジなどが中で泳いでいるという。
クエのいけすは日焼け防止のシートで覆われていた。職員がシートをめくりエサを投げ込むと海中から、いくつもの黒い影が近寄ってきた。体調は80センチぐらい、生まれて5年前の成魚という。
1匹を引き上げてもらった。大きく開かれた口、頭は大きく、ひれはザラザラで分厚い。なんともグロテスク。高級魚としてもてはやされているなんて、にわかに信じがたい風貌(ふうぼう)だ。





