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世界に誇れる美の先駆者 シュウ ウエムラ化粧品名誉会長 植村秀氏を悼む
日本で生まれた世界的化粧品ブランド「shu uemura」。化粧をする女性なら誰でも一度は使ったことがあると言っても過言ではない。同ブランドを一躍有名にしたクレンジングオイルは、今も世界中で20秒に1本売れているといわれるほど。
その創業者で昨年末に死去した植村秀氏の「お別れの会」が1月31日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。
昭和30年代に米ハリウッドでシャーリー・マクレーンやフランク・シナトラらのメークを担当した。昭和40年、東京・世田谷の自宅敷地にアトリエを開設。メークや皮脂の汚れを浮かせて落とすクレンジングオイルを日本で初めて紹介するなど、一代で「shu uemura」を世界的ブランドに育て上げた。
遺影は、大好きだった白いバラとカサブランカで飾られ、祭壇には300本の深紅のキャンドルとフランク・シナトラから誕生日に贈られたメーキャップボックスなどが並んだ。
3年前の雑誌の対談以来親交のあった女優の司葉子さんは「いつも知的でスマートで優しくて。心から尊敬できる人だった」。写真家の安珠さんは「先生は『人は努力次第で天才になれるし、天才は努力し続けないと天才でなくなる』と励ましてくれた」と思い出を語った。
葬儀には、趣味のワインを通じて親交のあった小泉純一郎元首相や、作家の林真理子氏、服飾デザイナーの桂由美氏ら多くの著名人をはじめ約2000人が参列した。
ビューティークリエイターのTAKAKOさんは「『shu uemura』のメークボックスを持つことは、美容を志す人のプロへのパスポート。世界に誇れる日本人だと思う」と話した。(小川真由美)
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植村秀氏は昨年12月29日、急性肺炎のため死去。79歳だった。

