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【停車場ストーリー】横浜新都市交通金沢シーサイド線・市大医学部駅 海と街が融合 心癒す車窓 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:停車場ストーリー
横浜新都市交通金沢シーサイド線。通称である「シーサイドライン」の方が分かりやすい人が多いのではないだろうか。始発駅の新杉田駅から約15分、終点の金沢八景駅からは約10分で市大医学部駅(横浜市金沢区)に着く。駅名から想像が付く通り、近くに横浜市立大学医学部と同大付属病院があり、病院は駅と直接通路でつながっている。
横浜市が出資する第三セクター「横浜新都市交通」が、新交通システム(案内軌条式)で運行する同線(10.6キロ)の車両は無人で、自動運転となっている。駅も14駅のうち職員が常駐するものは新杉田駅、並木中央駅、金沢八景駅の3駅のみと、合理化が進んでいる。ただ、市大医学部駅の場合は、病院関係者の利用が多いことを考慮し、平日の昼間には職員を配置している。合理化やダイヤの見直しのかいもあって、平成元年の開通以降続いていた単年度赤字が14年度からようやく黒字となった。同社は「黒字化したが、まだ債務超過の状態で道半ば」と気を引き締める。
同線の1日の平均乗車人員は、14年度の4万4784人を底に徐々に増加、18年度は4万6890人になった。同社は「沿線にある工場団地への通勤客が増えているのでは」と分析。“史上最長の好景気”といわれる昨今だが、同線にも少しずつ恩恵が降り注ぎつつあるようだ。
駅東側にある同大付属病院で診察などを受けた人たちが、ゆっくりとした足取りで駅に向かっていた。心臓の検査に来た神奈川県横須賀市の女性(72)は月に1回程度、同病院に通っているという。「車窓が気に入っている。海の見えるところに住んでいるので、海が見えるとほっとする」と話し、駅へと向かった。




