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氷上のプロポーズに感涙 フィギュア、ペアの井上
このニュースのトピックス:スキー・スケート
氷も溶かすような求婚、といえばロマンチックすぎるだろうか。26日のフィギュアスケート全米選手権のペアで、日米で通算3度の冬季五輪出場を誇る31歳の井上怜奈が演技終了直後に、公私に及ぶパートナーで34歳のジョン・ボルドウィンからプロポーズを受けた。
AP通信によると、フリーが終わると、ひざまずいたボルドウィンが井上の両手を握りしめて「残りの人生を一緒に過ごしたいんだ」と告白した。「彼はそんなことをこれまで口にしなかった。最初はびっくりして、どうなってるんだろうと思った」そうだ。観客が応援した。再び求婚され「はい」と答えて泣いた。
1992年、94年と五輪に出たが、98年長野五輪の出場を逃した。父親の雅彦さんを肺がんで亡くし、自らも同じ病に侵された。完治しても再発の恐怖に襲われたが、ボルドウィンがいつも献身的に支えてくれたという。2人で五輪に出場するため、2005年に米国の市民権を取得した。
2年前のトリノ五輪でスロートリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を史上初めて成功させ、7位に入賞した。東京で開かれた昨年の世界選手権で引退を決めたが、ボルドウィンが現役続行を希望したため翻意した。
今季の前半戦を心身の休養に充てた。復帰戦の全米選手権で2位になり、3月の世界選手権(スウェーデン)の切符も手に入れた。より強くなったきずなで2人は「(2年後の)バンクーバー五輪でメダルを取るために頑張る」(ボルドウィン)という。(共同)
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