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【ゆうゆうLife】低学年放課後の居場所(3)もう1人の家族 (2/4ページ)
このニュースのトピックス:雇用・失業
横須賀市学童保育指導員会の調査(平成18年)では、指導員会に加盟する市内の25施設で、1年未満でやめた指導員は39人もいた。同会の永松範子さんは「指導員に応募してくる方は『子供が好きだから』『子育て経験があるから』と、おっしゃるのですが、何日か働くと、給与が安い割にきつい仕事だとわかり、転職を考えるようです」と残念がる。
指導員の仕事は、保育中の安全管理、宿題や遊びの補助に限らない。子供の悩みや相談に乗ったり、親と背景に踏み込んで対応するのも役割だ。子供の発達を継続して見守ることが必要だが、実際には入れ替わりが激しい。全国学童保育連絡協議会の調査(平成19年度)では、指導員の半数が経験1〜3年目。いじめや子供同士のトラブルなどで解決法が見いだせず、辞めていく若い指導員も目立つという。
こうした現状にもかかわらず、同じ調査によると、指導員研修を行っている自治体は全体の27・8%。3分の1に過ぎなかった。
冒頭の横須賀市は年に2回、指導員研修を行っている。しかし、同市子育て支援課では「ボランティア、正規職員など、指導員の立場や質に応じた研修ができるわけではない。満足のいくものとはいえないかもしれない」と認め、指導員が短期で辞めてしまう現状などについては「民間学童には補助金を出しているが、中身については関知しない」という。民間任せの自治体の方針も、若い指導員の定着を難しくする一因だ。

