本州最南端の和歌山県串本町の潮岬で26日、春を呼ぶ火祭り「望楼の芝焼き」が行われた。大勢の観光客らが見守るなか、約10ヘクタールの冬枯れの芝が一気に焼かれた。
害虫を駆除するとともに芝の新芽の成長を早めるため、約25年前から毎年この時期に行われている。一足早い春を告げる観光イベントとして今ではすっかり定着している。
日没後、花火が上がり和太鼓の音色が響き渡るなか、串本高校の弓道部員が火矢を放ち、芝生に点火した。真っ赤な炎の帯は、瞬く間に1面をなめ尽くした。南紀の春は近い。