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異色の芥川賞作家に脚光 文筆歌手の川上未映子さん (1/2ページ)

2008.1.25 09:42
このニュースのトピックス邦楽
芥川賞に決まり、あっけらかんとした大阪弁で記者会見する川上未映子さん。ワイドショーでも注目を集めている=東京・丸の内の東京会館芥川賞に決まり、あっけらかんとした大阪弁で記者会見する川上未映子さん。ワイドショーでも注目を集めている=東京・丸の内の東京会館

 第138回芥川賞に決まった川上未映子さん(31)に華やかなスポットライトが当たっている。小説やエッセーを手掛け、CDもリリースしていた自称「文筆歌手」だ。テレビのワイドショーやスポーツ紙が芸能ニュース並みに大きく扱い急きょCDも追加生産。文学の枠を超える異色の新人作家が登場した。

 16日夜、東京・丸の内の東京会館。芥川賞に決まった川上さんは、黒のシースルーのブラウスに白のミニスカートというシックな装いでカメラのフラッシュを浴びた。「めっちゃうれしい。いや、めさんこうれしい」。キレの良い大阪弁に、喜びがあふれた。

 川上さんは大阪市出身。平成14年に歌手デビューし「未映子」などの名前でCD6枚を発表するが鳴かず飛ばず。「少しでも音楽を知ってほしい」と始めたブログが文学関係者の目に留まり、女性の体と心のずれを冗舌な文体で描いた2作目の小説「乳と卵」で芥川賞を射止めた。

 芸能界から文壇へ−。彗星(すいせい)のように現れたヒロインを、芸能マスコミは放っておかなかった。

 スポーツ各紙は翌日の紙面で「女性シンガー、芥川賞」などと大見出しをつけ、文学賞としては異例の扱いで報道。ワイドショーは発表前から川上さんに密着、受賞の一報を受けて母親に「芥川賞、取ったで!」と電話をする姿をテレビカメラ8台が追った。

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芥川賞に決まり、あっけらかんとした大阪弁で記者会見する川上未映子さん。ワイドショーでも注目を集めている=東京・丸の内の東京会館

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