ニュース: 生活 RSS feed
首から上の願いごとがかなう? 首切地蔵尊が受験生に人気
本格的な入試シーズンが到来する中、受験に御利益があるという「首切地蔵尊」(兵庫県丹波市山南町)そばで、「地蔵茶屋」を経営する西垣菊枝さん(90)が受験生たちにエールを送っている。「合格後にホクホク顔で報告に来てくれたときがうれしい」。西垣さんが長生きしてよかったと思う瞬間だ。
同地蔵はお年寄りらの長寿と健康祈願が主だったが、約50年前から「首から上の願い事がかなう」との評判が口コミで広がり、受験シーズンには受験生やその家族が大勢訪れ、志望校名などを書いた願掛けのよだれ掛けを10体の地蔵尊にかけていくようになった。
西垣さんは約30年前、孫の目の手術の成功祈願のため、地蔵尊にお参りし、無事手術が成功。「お地蔵さんへの感謝の気持ちを込めて」、参道入り口に茶屋を開いた。それ以来、調理から客の応対などを含め、1人で切り盛り。最近は客が多い休日などは家族も手伝っているが、平日は1人でお金の計算もこなしている。
例年1月から3月にかけては、合格祈願の受験生らが店を訪れ、店の名物の「合格うどん」を食べて、気合を入れる。「お参りする受験生も親御さんたちもピリピリした表情なので、少しでも合格のお手伝いができたら」と、合格うどんをつくるときは西垣さんも合格を祈願。西垣さんは「お参りした人たち全員に、お地蔵さんの御利益があることを願っています」と話している。

