ニュース: 生活 RSS feed
和歌山の笑いロボット、くいだおれ人形と競演
このニュースのトピックス:年末・年始
和歌山県日高川町の丹生神社の奇祭「笑い祭」に登場する笑い男「鈴振(すずふ)り」をモデルに開発されたロボットが19日、大阪・道頓堀の飲食店「くいだおれ」を訪問し、動作の見本になった同店の看板人形、くいだおれ太郎と初競演する。
笑い祭は毎年10月に行われる神事で、江戸時代から伝わる。顔におしろいを塗り派手な衣装の鈴振りが「わーはっは、笑え、笑え、世は楽じゃ」などと叫びながら、参拝客に笑いをふりまく。この祭りをもとに「笑いの里」としてまちおこしをしようと、町観光協会と和歌山工業高等専門学校(同県御坊市)などが、鈴振りロボットを開発し、今年の初詣で初めて披露された。
ロボットは高さ165センチで、「わーはっは」という声に合わせて、口や目、手足を動かす。人を感知して笑うセンサーも備えている。
ロボット製作の際に、高専の学生らが、文楽の動きを取り入れた日本の商業ロボット第1号とされる、くいだおれ太郎の顔の動きを研究したことがきっかけで今回の競演が実現した。
当日は同店の柿木道子女将に完成の報告をした後、鈴振りロボットとくいだおれ太郎と並んで、大阪の人たちに笑いをふりまく。玉置俊久町観光協会長は「笑うことで心が豊かになり、楽しくなる。ぜひ競演を成功させたい」と話している。

