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2008年エンターテインメント 大物づくしに高鳴る胸 (1/5ページ)

2008.1.14 08:12
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「シルク」の一場面(c)2006 Jacques−Yves Gucia/Picturehouse Productions)「シルク」の一場面(c)2006 Jacques−Yves Gucia/Picturehouse Productions)

 まさに大物づくし! 08年のエンターテインメント業界は、映画やゲーム、音楽で誰もが待ち望んでいた“大物”たちが続々と登場する。世界が認める宮崎駿(はやお)監督の新作劇場アニメーション映画公開に、復活した「ポリス」の来日、そしてゲームの王様「ドラゴンクエスト」の新作登場と、カレンダーに記しを付けて“その日”が来るのを指折り数えて待ちたくなる。(谷口隆一)

 【映画】

■アニメ2大巨匠“激突”

 08年の映画界は、宮崎駿と押井(おしい)守という世界に知られるアニメーション監督の“再激突”で沸き立ちそうだ。まず宮崎監督。04年公開の「ハウルの動く城」以来となる劇場映画「崖の上のポニョ」が夏にも公開される。前作が196億円、その前の「千と千尋の神隠し」が304億円、さらに前の「もののけ姫」が192億円と、日本映画の興行収入でベスト3を独占している宮崎アニメ。大ヒット作が減って低迷気味の洋画をカバーし、映画市場全体の押し上げにつながるものと、公開への期待が高まる。

 「崖の上のポニョ」は、瀬戸内海をモデルにした海沿いの街を舞台に、人間になりたいと願う魚の子供が人間の少年と出合う不思議な話を描く。「千と千尋」と同様に日本が舞台となっており、海外ファンタジーを原作とした「ハウル」よりも親しみやすさから大勢の観客を呼びそう。07年12月には早くも主題歌が発売され、話題作りにも怠りはなし。あとは記録が塗り替えられるかが関心事だ。

 対抗する押井守監督は、95年公開の「攻殻機動隊」で見せたデジタル社会の表現がハリウッド映画にも影響を与え、宮崎監督以上に海外で知られている。「ハウル」と同じ04年に「イノセンス」を発表。興行では苦戦したが、デジタル技術と日本のアニメ技術を融合させた斬新な映像で、こちらも内外から高い評価を集めた。

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「シルク」の一場面(c)2006 Jacques−Yves Gucia/Picturehouse Productions)
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