古都の新春を彩る風物詩となっている若草山(奈良市)の山焼き行事が13日夜に行われ、厳しい寒さの中、暗い山肌に赤い炎が点々と浮かび上がった。
東大寺の東側にある若草山は草地に覆われた景観で知られ、山焼きは芽吹きを促進する効果もあるとされる。
この日はみぞれと前日の雨で草地が湿り、山焼きにとっては悪条件。午後6時、平年より低い2・3度と冷え込む中、消防団員らが冬枯れの草地約33ヘクタールに点火した。山は次第に炎に染まり、観光客らは幻想的な光景に見入っていた。