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衣類保管、夜間集配…クリーニングサービス競争 (2/2ページ)

2008.1.10 14:18
このニュースのトピックス
シーズンオフに衣類を預かる喜久屋のクリーニングサービス「e−closet」。4年前の開始時に比べ年間利用者数が4倍に増えた=埼玉県松伏町の松伏工場シーズンオフに衣類を預かる喜久屋のクリーニングサービス「e−closet」。4年前の開始時に比べ年間利用者数が4倍に増えた=埼玉県松伏町の松伏工場

 一方、全国1200店舗を運営する最大手の白洋舎は、富裕層が主な対象の店舗を新宿高島屋(渋谷区)に出店している。座って接客する旅行会社の窓口に似た雰囲気で、一見、クリーニング店に見えない。高級ドレスなどの寸法や素材をチェックし、最適な洗い方を選ぶ「カスタムクリーニング」に対応。洗い方や保管方法のアドバイスを行い、衣類の保管も有料で請け負う。「カスタムクリーニングがメーンのため、クリーニングに精通したスタッフが常駐している」と白洋舎。

 コンビニ大手のファミリーマートは、02年4月から取り次ぎを行っている。現在、東名阪と宮城県で68店舗が対応。仕上がり時間は提携先業者によって異なるが、受付は24時間対応。同社広報によると、「店はオフィス街に多く、いつでも受け付けているので、OLやサラリーマンの利用が多い」という。

マンションと協力

 このほか、フロントがクリーニングの取り次ぎを行うマンションのサービスも増え、喜久屋などがマンション開発会社と協力してサービスを強化している。最近、千葉県にマンションを購入した会社員の和田直人さん(29)は、「仕事が忙しいので、店にわざわざ行かずに済むのはありがたい」と語る。

 日本人の年間クリーニング代(2世帯以上)は、1992年の1万9243円をピークに減り続け、06年は9063円と、市場は縮小し続けている。背景には、少子化や長年の景気低迷に加え、服装のカジュアル化や洗濯機の高機能化がある。クリーニングサービスの多様化は、市場縮小で業者間の競争が激しくなっていることと、現代人が時間に追われていることが影響しているようだ。(井田通人)

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シーズンオフに衣類を預かる喜久屋のクリーニングサービス「e−closet」。4年前の開始時に比べ年間利用者数が4倍に増えた=埼玉県松伏町の松伏工場
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