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深夜営業の「駄菓子屋」 大ヒット!

2008.1.9 16:03
このニュースのトピックス少子・高齢化社会
深夜営業の駄菓子屋「悪童処」。店主の東久条阿洞さん(奥)が客とのやりとりを楽しむ=東京都世田谷区深夜営業の駄菓子屋「悪童処」。店主の東久条阿洞さん(奥)が客とのやりとりを楽しむ=東京都世田谷区

 深夜営業や居酒屋など、東京の「夜の時間」に駄菓子が人気を呼んでいる。主役は、子どものころに親しんだ大人たち。郷愁に浸り胃袋も満たすという、ひとときの至福に引き寄せられているようだ。

 下北沢で約50年続く駄菓子屋「悪童処(わるがきさろん)」は、深夜営業で少子化時代の経営に活路を見いだした。営業は約15年前から、午後8時ごろから午前3時ごろまで。小さい店舗はふらりと立ち寄る会社員らで深夜までにぎわう。中には、3万円分の菓子を買う高級クラブの女性経営者も。客に袋詰めにして手渡すそうだ。

 客単価は平均180円だが、客層が子どもから大人に変わり、同店の売り上げは3−4倍に増えたという。「近所の小学生はめっきり減った。子供がいないなら、大人相手に夜、店を開けばいいんですよ」と店主の東久条阿洞さん。

 一方、500円のお通しで駄菓子食べ放題を売りにするのは、居酒屋「えびす駄菓子バー」(渋谷区)。昭和30−40年代のレトロな雰囲気の店内で、約150種類の駄菓子が食べられる。「うまい棒」や「紋次郎いか」がつまみに大好評だ。

 「懐かしい」と昔話に花を咲かせるサラリーマンに、岡幸生店長は「子ども時代のわずかな小遣いでは買えなかったものも多いはず。大人になった今、おなかいっぱい食べてほしい」と話す。

 下町の日暮里で50年近く駄菓子問屋を営む「大屋商店」の大屋清さんもここ数年、カラオケ店と居酒屋の買い付けが多く、夜の駄菓子ニーズを感じるという。「40代以上は町中の駄菓子屋を知る最後の世代。お金に余裕ができた彼らが飛び付いているんでしょうね」

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深夜営業の駄菓子屋「悪童処」。店主の東久条阿洞さん(奥)が客とのやりとりを楽しむ=東京都世田谷区
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