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築100年の迎賓館を補修 旧三井財閥が建設

2008.1.9 10:18
福岡県大牟田市にある「旧三井港倶楽部」福岡県大牟田市にある「旧三井港倶楽部」

 旧三井財閥の洋風迎賓館「旧三井港倶楽部」(福岡県大牟田市)がことし、明治末期の建設から100周年を迎える。近く大規模な補修工事を終えて生まれ変わる。

 建物は三井財閥を率いた団琢磨が明治41年8月、三井三池炭鉱を支える三池港とともに建設。柱や梁(はり)を外部に露出したハーフティンバー様式の木造3階建てで、かつて皇族や政財界人をもてなした。現在は式場やレストランを営業。窓ガラスの一部などは建設当時のもので、明治の雰囲気をよく残している。

 旧三井港倶楽部によると、大補修は昭和61年以来で、昨年夏からスタート。腐食、破損していた床や柱、瓦などを替え、ペンキも塗り替えた。最後に残った大広間の改装を15日から始め、2月中旬に完了予定。

 桜井忠博総支配人は「昔のカレー再現など100周年のさまざまな企画を考えており、完成時には多くの人が足を運んでほしい」と話している。

 同倶楽部の建物は、市民による保存運動を受け、地元経済界の有志でつくる株式会社が平成17年、三井鉱山から買収。同年、大牟田市指定文化財となった。

 旧産炭地で財政難の同市は寄付を募り、全国でもユニークな「近代化遺産保存活用基金」を設立。今回初めて取り崩し、補修費の約4分の3に当たる3750万円を補助した。

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福岡県大牟田市にある「旧三井港倶楽部」
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