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ついに誕生!「鉄子の旅」車両 その内幕から式典まで完全密着 (4/4ページ)
■「鉄道に恩返しを」売り上げの一部は銚電へ
「全国のローカル線を応援したい」という思いから始まった今回の企画は「鉄子車両」だけではない。カラー化された「鉄子の旅」単行本5冊に裏話満載の小冊子、そしてオリジナル車両模型まで同梱されたファン垂涎の「鉄子の旅[限定版]銚子電鉄応援BOX」(税込4800円)が発売され、売り上げの一部が応援資金として銚電に届けられるという。
「『鉄子の旅』で5年間にわたって鉄道にお世話になったので、何か恩返しがしたいと。このタイミングで出来ることといえば、やはり銚子電鉄かな、と思ったんですね。というわけで、この『限定BOX』の売り上げの一部、一部といっても横見さんと菊池さんの印税すべてなのでかなりの額なんですが、応援金として銚子電鉄に届けることになりました」(江上編集長)。
江上氏によると「車両を塗り替える話はこちらからしたわけではありません」とのこと。
「ヘッドマークくらいつけさせてもらおうかなとすり寄っていったところ、やはり銚子電鉄はユルいんですね(笑)、『じゃぁ塗っちゃいましょう』と。『漫画家が考えたカラーで車両を塗ったりしていいんですか』と聞いたら、『いいんですよ』と言っていただきました」
■“鉄道写真界の神様”が語る銚電の見どころ
今回のイベントには、“鉄道写真界の神様”として多くの鉄道ファンに親しまれている写真家の広田尚敬さんも同乗。銚子電鉄のディープな見どころ3点をレクチャーしてもらった。
【その1・「鉄子カラー車両」内の非常灯】
「鉄子カラー」に塗装された1000型車両は、もともと営団地下鉄(現・東京メトロ)で使用していた車両。かつてデッドセクションを通過する際に車内の電灯が消えるようになっていたが、その時代わりに点灯する小さなランプが壁に設けられている。「これ、初期の車両では江戸切子(江戸末期に江戸で始まったガラス工芸)だったんですよ」
【その2・戦時中の名残を残す駅舎】
笠上黒生(かさがみくろはえ)という変わった名前の駅ホームには、戦時中の防火用水がいまも残されている。「つい最近まで山手線の秋葉原駅と神田駅にもあったんです。駅員しか入れない所なんですが、走っている電車からは見えるんです」
【その3・統一されていない?駅名標】
銚電の終点『外川駅』。読みは「トカワ」なのか、それとも「トガワ」なのか。「実は駅名標は両方ともあります。ぜひ2つとも写真を撮ってみてください」
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