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【大阪 食の誘惑】一日限り 心温まる名店の屋台 (1/2ページ)
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大阪市中央区の高津宮(高津神社)で毎年1月に開催される「とんど祭」。今年は1月14日(祝)に予定されており、3万人の来場者が見込まれている。
人気の理由は、食と芸能を組み合わせたユニークなイベントにある。なかでも目玉になっているのが「たぶん(自称)日本一の屋台達」。祭りにつきものの屋台に、大阪でも予約の取りにくい人気料理店が1日限定で出店。1コイン(500円)を基本にしたお値打ち価格で、各店が自慢の料理を競い合う。来場者の多くがこの屋台を楽しみに集まるため、年々行列が長くなり、最近はすべての料理を味わうことが難しくなるほど人気を博している。
当日の境内では、落語の寄席やミニライブ、トークショーなどスペシャルゲストを招いた多彩な催しも行われる。また、上方落語の古典「高津の富」の舞台になっている高津宮で、落語に登場する「富くじ」を1枚200円で再現し、豪華景品が当たるくじ引きも人気だ。
これらのイベントを企画・運営しているのが、高津宮の近く、島之内で居酒屋「ながほり」を経営する中村重男さん。「ながほり」は、中村さんの選ぶ銘酒や食材を使った独創的な料理が注目を集め、料理人も通う店として知られている。
中村さんが高津宮とかかわりを持つようになったのは、もともと落語が好きで、店のお客さんでもある5代目桂文枝師匠と話を進め、文枝一門の寄席を定期開催したことがきっかけ。由緒ある高津宮が初詣でに訪れる人さえまばらな様子を見て、魔よけの神事「左義長(トンド)」を人が集まる祭りにしようと考えた。