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世界遺産 審査に「再チャレンジ組」続々 知名度アップ、経済効果に期待 (1/2ページ)
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世界遺産の国内候補となる「暫定一覧表」に掲載する、地方公共団体からの再提案が昨年12月末に締め切られ、19件が提出された。いずれも平成18年11月に提案され、継続審議になっていた“再チャレンジ組”。世界遺産への道のりは遠いが、暫定一覧表に載れば、知名度がアップし経済効果が期待できるとの狙いがある。ただ、既に8件が一覧表に掲載されるなどライバルは多く、暫定といえども国内審査は厳しく、競争は激しい。
文化庁は暫定一覧表掲載の審査条件として、顕著な普遍的価値がある▽真実性、完全性の保持が証明できる▽保存管理予定の計画が明言されている−などを規定。19件は内容に課題があるとして、修正・再提案のチャンスが与えられた。
「善光寺と門前町」(長野市)では、都市遺構として門前町の記載を厚くした。「妻(つまご)籠宿・馬籠(まごめ)宿と中山道」(長野県南木曽町、岐阜県中津川市)は、妻籠宿に、馬籠宿を加え、島崎藤村の「夜明け前」の文学的な要素を強調した。
これらとは別に、昨年9月までに行われた新規提案も13件あり、20年夏ごろまでに計32件の審査が行われる。
各自治体が「世界遺産効果」に期待を寄せるのは、これまでの実績があるからだ。
19年7月に登録された島根県大田市の石見銀山。大田市によると7〜11月の観光客数は約49万7300人で、前年同期の24万7300人の2倍以上になった。
暫定一覧表に載るだけでも効果は大きい。