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新春対談「日本人の心」(2) 正論大賞・佐伯啓思氏、日文研教授・猪木武徳氏 (3/4ページ)

2008.1.3 14:19
このニュースのトピックス新春特別対談・インタビュー
佐伯啓思・京大教授佐伯啓思・京大教授

米国は大事な友邦

 −−日本のあるべき姿とは

佐伯 まず、最初に国をどちらに向けるかという理念を打ち出さないといけない。経済に大きな負担をかけながらグローバルな激しい競争路線に入っていくのか、それとも修正して少子高齢化に見合った社会構造に向けていくのか。

 −−対外関係では

佐伯 アメリカとの距離をどうするか。中国とどうつきあうか。イスラムとどう向き合うか。大きな外交的な見取り図が必要になる。アメリカとの同盟が大事だからそれだけやっていればいいという話では済まないんですよ。

 −−今年はアメリカの大統領選があります

猪木 どの候補が勝つかは日米関係にとって非常に重要です。アメリカは変化の激しい国ですから。

佐伯 仮にヒラリー・クリントン上院議員が大統領に当選すれば、若干内向きになるが、そういうことはあまりたいしたことではない。

猪木 日本の周りを見渡して、いい友人になる国はあるだろうか。批判的につきあうべきだが、アメリカが大事な友邦だということを否定してはだめだ。

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佐伯啓思・京大教授
30代のころから勉強会で共に研鑽を積んだという2人。対談は深刻なテーマながら、笑いが絶えない和やかな雰囲気で進んだ
猪木武徳国際日本文化センター教授

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