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【話の肖像画】葉っぱを売った男(5)「いろどり」副社長 横石知二さん (1/2ページ)
このニュースのトピックス:話の肖像画
■「個」に焦点あてる町づくり
《平成17年に上勝町のつまもの生産農家約100軒を対象に行ったUターンアンケートでは、3割が「希望」、3割が「検討中」。15年に上勝町が始めた、ごみを34種類に分別、埋め立て・焼却ゼロを目指す「ゼロ・ウェイスト」政策にも、全国から視察が訪れる》
−−若者、特に女性のIターンも増えているとか
横石 「いろどり」の社員は東京、神奈川など全員が町外出身者。ごみゼロの実務を委託されているNPO法人(特定非営利活動法人)メンバーの女性は、神戸出身で、デンマークで環境を勉強し、帰ってきてそれが生かせる場をインターネットで見つけて応募してきた。全国、世界へ町づくりを発信しているから、自分の出番がここにある、行ってみたい。そしてここの人と交わりたいと思ってくれる人が集まっているということやね。
−−町に魅力が出てきた
横石 産業基盤がしっかりしてきたことがやっぱり大きい。原点はそこにあるわ。産業がない田舎は、公共事業に半分とか7割とか頼っててそれがなくなったら終わりや。上勝も30年前はそうやった。いまでは農業だけでも、「いろどり」のほかにシイタケやスダチの会社もでき、多様性があってすごくバランスがいい。住民が、それぞれできることが仕事になるようずっと努力してきたから。ここの笠松和市町長が「仕事がない」ってこぼす建設業者に「『いろどり』をやれ」と言ったとかいう話があるけど、それはほかにやれることがないか考えてみいよ、という意味やろ。