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【やばいぞ日本】座談会(3−3) (1/4ページ)
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(動画はこちら→「やばいぞ日本」特別座談会「退路断つ『覚悟の戦略』を」)
脅威を認識していない 葛西氏
−−中国をどう見ますか
中満 私は敵とは思っていない。しかし中国ときちっとした付き合い方を日本が考えなければいけない。
葛西 敵というと言葉はきついが、中国は核ミサイルの照準を日本に合わせて配備している。これは脅威です。脅威に対しては抑止力を持たなくてはならない。それは日米同盟です。
日米同盟がきちんとしていると、日中関係は良くなる。ところが、日米同盟に楔(くさび)が打てると思うと、日中関係は悪くなる。
宮家 日本が初めて本当の中国を知り始めたのは最近です。天安門事件(注8)以降、やっと中国がどういう国かわかってきた。戦前を含めて一種の理想主義と空想主義と思い込みで互いに本当の実態を知らなかった。これからですよ、本当の日中関係は。
葛西 私は日本の運命を最後に決するのは目を覚まさせる状況が来るかどうか、まさに天命なんだと思う。中国の脅威が具体的に何かの動きになったときに、日本人がいくら寝ようと思っても頭から水をかけられたように目が覚めざるを得ない状況が来れば、日本は助かる。そうでなければ助からない状況に今あるような気がする。
宮家 ショック療法的なことが起これば本当にいい。そうしたら、この国はドーッと集団で変わる。その危機を感じなかったら、今のままです。
「明治無血革命」に学べ 山折氏
山折 今、天命とおっしゃったけれど、世界の国はずっと「生き残り戦略」を考えてきた。一方、アジアには、すべてのものが被害を受けるならば共に滅びの道を歩もうという「無常戦略」がある。「万葉集」や「平家物語」などには、全部この無常観が流れ、滅びゆくものに対する共感、弱者・敗者に対する思いやりがみられる。

