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終わらない水俣病伝えたい 胎児性患者が弁論大会出場
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「水俣病はまだ終わっていない。苦しんでいる人がたくさんいることを伝えたい」。胎児性水俣病患者らの共同作業所「ほっとはうす」(熊本県水俣市)に通う松永幸一郎さん(44)=同県津奈木町=は21日、東京で15年ぶりに開かれる障害者の弁論大会に出場する。九州代表として、仲間に見守られながら舞台に立つ。
弁論大会は、障害者就労支援団体「きょうされん」(東京都)の全国大会のプログラムの1つ。約650人の応募者の中からブロックごとに7人が選ばれた。
「ほっとはうす」のスタッフの勧めで応募。未熟児で生まれ小学1年まで歩けなかったこと、障害で差別を受け職を転々としたこと−。自身の半生をA4のリポート用紙2枚半につづった。
母親の胎内でメチル水銀の影響を受けたため歩行に障害がある。20歳で患者認定を受けた。6年前に「ほっとはうす」と出会い水俣病問題を勉強し始めた。
小中学生に自身の水俣病体験を語るほか、喫茶コーナーを任されている。「健常者に生まれたかった」と悩んだこともあったが今は「これが自分の人生。障害があったから学べたこともある」と胸を張る。
テレビのニュースで未認定患者らの裁判を見ると「水俣病は解決していないと感じる。認定されずに苦しんでいる人の思いも伝えたい。出るからには全国1を目指す」。
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