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湯たんぽホクホク 原油高騰、健康志向…過去最高の300万個出荷も (1/2ページ)
電気暖房の普及に伴い、各家庭から一時姿を消していた「湯たんぽ」が再び脚光を浴びている。今年度の出荷個数は、10年前の5倍以上となる300万個を超える見通し。メーカーのなかには通常の生産時期を過ぎた現在もフル稼働しているところもある。再評価の理由は、災害の際に使える便利さや原油高騰などを受けた経済性の高さに加え、健康志向も反映しているという。
国内で湯たんぽの高いシェアを誇る兵庫県尼崎市内のあるメーカーによると、湯たんぽ製造は例年7、8月ごろに行われているが、今年は5月から生産をスタートさせたものの12月になっても生産ラインがフル稼働するほど売れ行きが好調。夏場の製造分は11月に完売しており、売り上げは昨年度比30%増という。
湯たんぽの安全性を示す「SGマーク」を認定する製品安全協会(東京都中央区)によると、平成2年度に58万個だった出荷量は17年度から増え始め、今年度は10月までに167万個を出荷。最終的には300万を超え、統計が残る昭和53年度以降で最高を記録しそうだ。協会には、業界への新規参入の問い合わせも20社近く寄せられており、消費者だけでなく、企業側の関心も高い。
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