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就職戦線、異状あり インターンシップで学生囲い込み (1/2ページ)

2007.12.8 10:44
このニュースのトピックス女性モデル

 12月に入り、会社説明会など平成21年4月入社に向けた就職戦線が本格化している。景気回復に伴い学生に有利な“売り手市場”が続く中、企業にとって有望な人材を確保することは最重要課題だ。そんな企業側のニーズにこたえ、大学3年の夏の企業インターンシップ段階で早々と学生を囲い込んでしまう作戦を展開し注目を集めているコンサルタント会社がある。参加学生全員を入社に導く“奥の手”とは?。

 神戸市須磨区のコンサルタント会社「ブレーン・サポート」(木村俊良社長)がサービスを始めたのは昨年7月。1年半後の20年4月入社の学生を対象に、企業が行う夏の企業インターンシップに合わせて「内定式不参加ゼロサービス」を実施した。インターンシップ制度そのものをコーディネートした上、参加学生全員を翌年10月の内定式に出席させようというものだ。

 依頼を受けたのは、精密機器、薬品、弱電メーカーと業種の異なる大手企業3社。今年10月の3社の内定式には、インターンシップに参加したのは1年前であるにもかかわらず、参加学生計78人のうち留年した1人を除く77人が出席した。

 驚異的な出席率の秘訣(ひけつ)は、学生と企業が一緒になって作りあげる「新規ビジネスモデル構築」だ。1日4時間で約2週間、市場ニーズや永続性、リスクなどについて企業と学生がともに議論。最終的には学生が入社した際、そのビジネスモデルを実際にプロジェクトとして立ち上げる。プロジェクトが実現可能かどうか両者が迷ったときには同社のコンサルタントが議論に加わり、打開策を練る。

 さらにインターンシップ終了後、企業と学生はプロジェクトの事業化実施契約を結び、実施時期まで内容について守秘義務を負う。3社ともコンサルタントのアドバイスを受けて学生と事業化実施契約を結んだという。木村社長は「学生にとって、大切なのは夢。その実現の可能性を具体的に示せれば、企業が苦労する新卒採用は難しいことではない」と話す。

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