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僧侶のバー、静かな人気 「寺カフェ」でリラックス (1/2ページ)

2007.12.4 16:51
このニュースのトピックス宗教
僧侶の藤岡善信さん(左)が経営する「坊主バー」=10月5日夜、東京都新宿区僧侶の藤岡善信さん(左)が経営する「坊主バー」=10月5日夜、東京都新宿区

 僧侶がバーテンダーのバー、境内にあるオープンカフェやサロン。一見ミスマッチとも思える「異空間」が「落ち着ける場所」として静かな人気を呼んでいる。僧侶らは普段はなじみの薄い一般の人に寺や仏教に親しんでもらおうと力を入れている。

 東京・新宿区の雑居ビル2階にある「坊主バー」。入り口には「南無阿弥陀仏」と書かれた板が立て掛けられ、ドアを開けるとお香の香りが漂う。作務衣(さむえ)姿で客に酒を出す代表の藤岡善信さん(30)は、浄土真宗本願寺派の僧侶だ。

 大阪に本店がある、このバーは2000年に東京に進出。藤岡さんら3人の僧侶が客の相手をする。仏教に関心のない客も多いが、藤岡さんは「バーで仏教の話をすれば、少しでも身近に感じてもらえるのではないか」と期待する。

 東京・港区のオフィス街にある梅上山光明寺には、飲食物が持ち込める「オープンテラス」があり「寺カフェ」として親しまれている。広い境内は周辺の会社のOLや観光客らでにぎわい、4〜10月は僧侶が作る菓子や飲み物も楽しめる。菓子などの料金は基本的には無料だが、賽銭(さいせん)を置いていく人が多い。

 カフェを企画した松本圭介さん(28)も、浄土真宗本願寺派の僧侶だ。若者向けのコンサートも開催し、「今の人たちにとって寺は遠い存在。まずはコンサートやカフェに足を運ぶ感覚で寺に来てもらいたい」と話す。

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僧侶の藤岡善信さん(左)が経営する「坊主バー」=10月5日夜、東京都新宿区
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