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【サブカル最前線】リカちゃん200体! 流行の変遷の“生き証人” (1/2ページ)

2007.12.2 11:00
このニュースのトピックスサブカル最前線
チャリティーオークションで販売される5体の「デザイナーズ リカちゃん」。日本のファッション界を代表する5人のデザイナーが手がけたチャリティーオークションで販売される5体の「デザイナーズ リカちゃん」。日本のファッション界を代表する5人のデザイナーが手がけた

 ボディコンに膝上スカート、パンタロン、果てはコスプレまで−。ファッションショーさながらに、さまざまな衣装を身につけたリカちゃん約200体が勢ぞろいした特別展が、東京・銀座の宝飾店で開催されている。少女から大人、時には男性まで、幅広い人々を魅了し続ける「リカちゃんの世界」。そこにはファッションや文化の歴史が投影されている。(滝口亜希)

 リカちゃんの発売40周年を記念して「リカちゃん−夢とあこがれのファッション40年展」が開催されているのは、中央区銀座の「ミキモト」本店。展示ホールには、これまでに発売された約200体のリカちゃんがずらりと並ぶ。

 「リカちゃんの服装には、その時代の流行が反映されている。リカちゃんを通じて流行の変遷をたどる展示にしたかった」

 そう話すのは、ミキモト広報宣伝課の菅谷薫さんだ。40周年記念の展示会はこれまでにも各地で開催されているが、今回は初めての試みとして、ファッション文化論研究者の古賀令子文化女子大学教授に監修を依頼。女性のファッションスタイルの移り変わりとともに、リカちゃんの歴史を振り返っている。

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廣岡直人氏デザイン。スカートの下から顔をのぞかせるドクロなど、細部までこだわった作りになっている
丸山敬太氏デザイン。「ひと針ひと針、丁寧に制作した」という作品だ
「ケイタマルヤマトウキョウパリス」の丸山敬太氏デザイン。40周年パーティーにドレスアップして出かけ、レッドカーペット上を歩くリカちゃんをイメージして作ったそうだ
「リミ フゥ」の山本里美氏デザイン。リカちゃんを飾るパールは、取り外すと、持ち主がネックレスやピアスとして使うことができる
山本里美氏デザイン。リカちゃんそのものに生地をあてて、デザインやシルエットを決めたという
「ツモリチサト」の津森千里氏デザイン。胸元の大きなフリルがポイントの、柔らかい印象のミニドレス
津森千里氏デザイン。ドレスや髪にほどこされたパールはすべて本物だ
「ドレスキャンプ」の岩谷俊和氏デザイン。花をモチーフに、ミスコンテストの出場者ふうに仕上がっている
岩谷俊和氏デザイン。聡明ではつらつとしたイメージを目指したそうで、背中には「Licca!(リカ)」の文字入り
チャリティーオークションで販売される5体の「デザイナーズ リカちゃん」。日本のファッション界を代表する5人のデザイナーが手がけた
チャリティーオークションで販売される5体の「デザイナーズ リカちゃん」。衣装にあしらわれたパールは、5体で約2000粒にのぼる
「ミキモト」本店の展示会場。女性を中心に、幅広い世代の人々が足を運んでいる=東京・銀座
1970年代に発売されたリカちゃん。ファッションが大衆化した時代で、国内でも様々なファッション誌が創刊された
1980年代に発売されたリカちゃん。ママがシャネル風スーツを身につけるなど、バブリーな世相を反映している
1990年代に発売されたリカちゃん。カジュアルなストリートファッションが主流の時代。ルーズソックスをはいたコギャル風リカちゃんも
2000年代に発売されたリカちゃん。お姉系ファッションやコスプレなど、リカちゃんの衣装もますます多様化した
時代はぐっとさかのぼって、1960年代に発売されたリカちゃん。登場初期は、星がちりばめられたキラキラの瞳など、少女マンガ風の顔立ちだった
1990年代。渋谷周辺の学生を中心に広がったカジュアルファッションは「渋カジ」と呼ばれた
1960年代。「恋の季節」を大ヒットさせたグループ「ピンキーとキラーズ」のメンバーの服装をまねたピンキー・スタイル(左)が流行した。ミニスカート旋風が巻き起こったのもこのころ(右)
懐かしの1970年代。当時流行していたペザント(農民)・ファッション(左)は、素朴な民俗スタイルで、エプロン風のアイテムなどが有名。水兵服から派生したマリン・ルック(右)も流行した
ロリータ系ファッションの代名詞的ブランド「ピンクハウス」の服をまとったリカちゃん。実在ブランドとのコラボレーション作品も多い
コスプレをしたリカちゃん。このほかに着ぐるみバージョンなどもある
リカちゃんのママ。ママのファッションも、家庭的なものからバブリーな装いまでさまざまだ
こちらは最新シリーズのリカちゃん。衣装に合わせて、アイライナーや口紅の色も変えているという凝り具合。発売初期に比べ、身長は約1センチ伸びているという
1980年代。「イケイケ・ファッション」とも呼ばれた「ボディコン」が流行。胸やお尻を強調した服が多かった
1970年代。若者を中心にジーンズが広がる。ロングスカートで、大人っぽい雰囲気のリカちゃん
1970年代。横浜の女学生の間で、ハマトラ(ヨコハマ・トラディショナルの略)と呼ばれるファッションが流行。今年4月に1000体限定で復刻販売したところ、即座に完売した人気作
1970年代。民俗風ないでたちのフォークロア・ファッションが流行する
1990年代。さまざまな色、柄、素材の服を取り入れた「重ね着」の全盛期
1980年代。ボリュームのある髪型に、カジュアルなパンツというクラブ風ファッション。この製品は大人向けに作られた「ネオリカ」シリーズで、タンクトップが刺激的!?
1990年代。キレイ系にカワイイ系、カジュアル系など、どんな衣装でも着こなしてしまうのがリカちゃんのすごさ
1980年代。ジャケットと巻き髪で上品マダムの雰囲気
1970年代。マリン風のワンピースと防止でキメて、ママとお出かけ中
1960年代。リカちゃんのお友だちの中でも、いづみちゃんは最も古いおつきあい
1960年代。大きな瞳がチャームポイント。あどけなさの残る、少女マンガ風の顔立ち
1960年代。膝上までのミニスカートで大胆露出
1960年代。ニットのカーデガンとワンピースでまとめた、少女らしい着こなし
着せ替え用アイテム。リカちゃんが大好きなお人形もついている
着せ替え用アイテム。小さなブラシなど、細部まで入念なつくり
最新シリーズのテーマは「ワールドツアー」。トランク片手に世界を飛び回るリカちゃん。ブログも公開されている
2000年代。ゴージャスな巻き髪とお姉系ファッションでキメたリカちゃん
1990年代。カジュアルな普段着で、「ちょっとそこまで行ってきます」
1980年代。矢沢あいさんの漫画「NANA」のヒットで、近年再びパンク・ファッション(左)が人気を集めている
着せ替え用アイテム。花柄のワンポイントが印象的なミニワンピ
着せ替え用アイテム。大きな麦わら帽子は夏場の必需品
着せ替え用アイテム。ふわりと裾が広がったワンピースで、女の子らしさを強調
着せ替え用アイテム。大粒のネックレスとスーツで、フォーマルないでたちに変身。お出かけにはワンちゃも一緒
着せ替え用アイテム。学生服で一見ボーイッシュだけど、「メガネっ子」リカちゃんのファンは多そう
着せ替え用アイテム。おしゃれが大好きなリカちゃんだけに、バッグや財布など小物にもこだわりがある
着せ替え用アイテム。ハート型のハンドバッグがアクセント
着せ替え用アイテム。裾が広がったフレアパンツでカジュアルにまとめた衣装
発売40周年を記念した特別展。約200体のリカちゃんが勢ぞろいした=東京・銀座のミキモト本店
ドレス姿のリカちゃんは40年間売れ続ける定番
ひらひらフリルとふわふわレースのリカちゃんたち。いつの時代も女の子の心を惹きつける
少女漫画をイメージしたという発売初期のリカちゃんは額が広く、瞳がキラキラ
ウェディング風ドレスはドレスシリーズの中でも特に人気
リカちゃんは次第に小顔になり、身長も伸びるなど、生身の人間に近づいていった
ドレスシリーズの中には、童話の世界に出てきそうな個性的なデザインも
ファーやエプロン風のデザインを取り入れたドレスも
「エイチ・ナオト」の廣岡直人氏デザイン。日本発の文化として、世界から注目される「ゴスロリ・パンク」をテーマにしている
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