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【メトロ80年(4)】最先端の安全車両を
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悪条件のトンネル内を走るため、地下鉄の新型車両には常に最先端の技術が導入されてきた。
80年前に初めて登場した1000形は木製全盛の時代にあって骨組みから外板まで全鋼体製。間接照明や木目調の豪華な内装に驚いた客が、草履を脱いで乗車したという逸話も残っている。
昭和29年に丸ノ内線でデビューした300形は東京芸大が手掛けた斬新な外装が話題に。真っ赤な車体に幅40センチほどの白線が入り、さらに細いステンレスが波形の幾何学模様を描いている。63年から外観を一新した02系に置き換えられるが、「『なくさないで』の声が強く、02系の屋根に丸みを持たせて少しでも似せた」(東京メトロ車両部)ほどの人気だった。
千代田線を走る6000系は左右非対称のユニークな前面もさることながら、回生式チョッパ制御装置を世界で初めて取り入れた画期的車両。最新型10000系は来年6月開業予定の副都心線に備える。車両をつなぐ扉を全面強化ガラスにするなど快適性を意識した造りだ。
これらの試験は終電から始発までの間、営業線でひっそりと行われることが多い。車両の歴史は夜つくられてきた。












