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「黒い雨」の舞台に資料館

2007.11.21 10:26
小説「黒い雨」のモデルになった故重松静馬氏の手記を手にする重松文宏さん=広島県神石高原町小説「黒い雨」のモデルになった故重松静馬氏の手記を手にする重松文宏さん=広島県神石高原町

 原爆による後遺症の悲劇を描いた井伏鱒二の小説「黒い雨」の舞台となった広島県神石高原町小畠に、小説の資料を展示する「ふれあい平和サロン 歴史と文学の館 志麻利」がオープン、文学ファンや被爆者が訪れている。

 「黒い雨」は広島への原爆投下で放射性降下物に打たれた人々の苦悩がテーマで、小畠村に住んでいた故重松静馬氏がモデルとなった。

 サロンは、今年5月に開館し、地元住民でつくる「志麻利友の会」が運営。小説の基になった重松氏の手記や、井伏が重松氏に「大畠村とか小田村とした方がいいのでは」と地名を架空に変える提案をした手紙のコピーなどが展示されている。

 友の会副会長で重松氏の養女の夫、重松文宏さん(71)は「8月6日前後だけではなく、息の長い平和活動をして語り継ぎたい。ここがその発信地になれば」と話している。

 開館は月、木、日曜日の午前10時〜午後3時。問い合わせは電話0847・85・2808。

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小説「黒い雨」のモデルになった故重松静馬氏の手記を手にする重松文宏さん=広島県神石高原町
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