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発見!ワクワク! 全国各地の鉄道博物館 (1/2ページ)
10月にオープンした日本最大級の鉄道博物館(さいたま市)が大きな話題を集めるなか、全国各地の鉄道の博物館がにぎわっている。本物の蒸気機関車や電気機関車の運転を体験できたり、疾走する車体を下から眺めたりと、ほかでは味わえない迫力満点の施設も数多い。鉄道ファンでなくても、近くの博物館に足を運んでみれば、意外な発見があるかも!(中曽根聖子)
≪穴場スポット≫
東京の下町。東武伊勢崎線東向島駅(東京都墨田区)のホーム高架下にある東武博物館には、全国でも珍しい穴場スポットがある。
ゴトゴト、ゴォー…。ホーム下の立地を生かした「ウォッチングプロムナード」に立つと、疾走する電車の車輪やモーターなど、ふだん目にする機会のない車体の下部構造を間近に観察できる。数分おきに停車する普通電車や、轟音(ごうおん)とともに通過する特急電車を眺めていると時間を忘れてしまうほど。
東武鉄道が平成元年に開業した博物館は、明治時代に活躍した英国製の蒸気機関車や、レトロな内装が懐かしい木造電車など貴重な車両を数多く展示。このほか、模型列車を操作しながらATS(自動列車停止装置)や信号システムを学べるコーナーや、ゲーム感覚で遊べる運転シミュレーターをそろえている。花上嘉成館長は「本物に触れて鉄道の魅力を感じてもらえるよう展示内容に工夫を凝らしている。下町散歩のついでに立ち寄って、1日のんびりと過ごしてほしい」と話す。
≪増える女性客≫
約50両の実物車両を展示する北海道の三笠鉄道記念館(開館日4月16日〜10月15日)は今年、入館者が前年の3割も増加した。日本で唯一、本物の蒸気機関車の運転を体験できる施設として熱心な鉄道マニアの人気を集めていたが、「今年は1人で来て運転を楽しむ女性の姿が目立った」(細川良昭館長)。電気機関車を運転できる碓氷峠鉄道文化むら(群馬県安中市)は、「さいたまの鉄道博物館に客が流れる」と懸念していたが予想に反して10月の客足は好調だった。


