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最高の美、銀座タワーで ジョルジオ・アルマーニ氏に聞く (1/2ページ)
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伊高級ブランド「ジョルジオアルマーニ」が、海外競合ブランドが居並ぶ東京・銀座で勝負に出た。7日にオープンした地上12階地下2階建ての「アルマーニ銀座タワー」は、銀座一の高さを誇る。日本に進出して丸20年。創業デザイナーでCEO(最高経営責任者)のジョルジオ・アルマーニ氏(73)は今、日本の消費者に何を伝えようとしているのだろうか。(黒沢綾子)
≪ブランドのシンボル≫
「私は戦うために来た」。柔らかな綿の白シャツから、とても70代とは思えない、鍛えられた胸板がのぞく。「銀座は高級店が集中するショッピングの街。我々もずっと“参加”したいと思っていたんだ」
アルマーニ・グループの売上全体に占める日本市場の割合は1割程度と、大きいものではない。しかも日本国内の高級ブランド市場が頭打ちといわれる。そんな中、日本一地価の高い銀座に約25億円を投じて進出する理由は何だろうか。「もちろん、新しい顧客の開拓のため。と同時に、シンボルを作ることでブランド価値を高める意味もある。勝算はある」。即答だった。
バッグなどファッション小物が主戦力であるブランドが多いのに対し、アルマーニは原点の「服」をビジネスの中核としてきた。しかし近年、ファッションブランドからライフスタイルブランドへ、積極的な拡大を図っている。インテリアブランド「アルマーニカーザ」を展開し、ホテル事業にも進出。カフェ、レストラン、チョコレートショップを併設した大型店も世界中で増殖中。衣食住に美を提案するというコンセプトだ。