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京の紅葉、今年もピンチ
このニュースのトピックス:旅
寺社や名勝の紅葉が人気の京都で、今年も葉の色づき具合が危ぶまれている。ピークが半月ほどずれ、12月になった近年と同様、暖かい日が多いためだ。「見ごろが師走では客足が鈍る」と不安の声が上がるが、「混雑しない冬もいい」と観光客に勧める意見もある。
11日に「もみじ祭」が開かれる嵐山。渡月橋の奥に連なる山々に赤い彩りはまばらで、祭りの担当者は「青々とした景色では、雰囲気も出ない」とこぼす。
京都市左京区の永観堂は今月末まで夜間ライトアップを実施中だが、色づきはまだ2割。「昨年は12月に紅葉狩りをする拝観者も多かった。これからの冷え込みに期待したい」
京都地方気象台によると、紅葉が進む条件は最低気温が8度を切ること。統計が残る昭和49年以降、標準木のカエデの紅葉が最も遅い年は57年の12月13日で、次いで平成12年(同10日)、15年(同9日)。昨年(同7日)は5番目に遅かった。
いずれの年も11月の平均最低気温は9度以上。残暑が厳しかった今年も、11月に入り最低気温が8度を下回ったのはわずか2回(8日現在)だった。
今後の天候が気掛かりだが、京都市観光協会では「11月はどこも見物客でいっぱい。混雑を避け、冬の紅葉をゆっくり楽しむのもいいのでは」としている。
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