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【北アルプス特派員報告 3000メートルの風】名残の輝き

2007.11.8 08:23
このニュースのトピックス「SANKEI EXPRESS」から
穂高に二重の虹がはっきりと架かった。山上に出現した“逆さ虹”=10月31日午後2時48分、涸沢 (大西正純撮影)穂高に二重の虹がはっきりと架かった。山上に出現した“逆さ虹”=10月31日午後2時48分、涸沢 (大西正純撮影)

 涸沢と穂高の峰を包んでいた雲が途切れ、上空に突如、巨大な虹色のブーメランが浮かび上がった。東京管区気象台の主任技術専門官、本田耕平さんによると「上空の冷たい氷晶に当たった太陽光が屈折して見られる天頂アークという珍しい現象。“逆さ虹”とも呼ばれる」。

 涸沢ヒュッテの小屋番たちも、しばし壮大な天体ショーに見入った。ヒュッテは6日に小屋を閉め、豪雪に耐えながら来春の山開きを待つ。山上の逆さ虹は、名残を惜しむ穂高のあいさつだったのかもしれない。(写真報道局 大西正純)

 連載企画「3000メートルの風」は「SANKEI EXPRESS」でも写真グラフを掲載します。動画はhttp://podcast.sankei.co.jp

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穂高に二重の虹がはっきりと架かった。山上に出現した“逆さ虹”=10月31日午後2時48分、涸沢 (大西正純撮影)
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