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国産マツタケ大ピンチ 猛暑が影響? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:商品市場
国産マツタケの収穫量が、今年は西日本各地で激減している。例年、10月中旬には集荷のピークを迎えるものの、各産地とも、その量は近年にない少なさで、値段も高騰。この夏の猛暑が最大の要因ではないかと指摘されている。涼しくなり始めた今後に期待する声もあるが、秋の味覚の王者は、庶民の食卓からますます遠のいてしまいそうだ。
「創業70年で一番の大凶作です」と困惑するのは、広島県世羅町のマツタケの販売会社「まつたけ村」の垣根良昭社長(54)。例年、9月下旬ごろには県産マツタケの入荷が始まるが、今年は約2週間遅れの10月10日が初入荷。最盛期には1日200キロある入荷量も今年は5キロ程度で、岩手や長野などの他県から取り寄せている。地元産の値段は、1キロ約10万円以上と昨年の2倍以上に跳ね上がっている。
岡山市のJA全農おかやまでも、今年の入荷量は、ここ10年で最低だった平成14年の入荷量約200キロをさらに下回る可能性が出ている。担当者は「猛暑で雨が少ないうえ、朝夕の気温の差があまりないのが不作の原因」と分析。約40戸の農家がマツタケをJAなどに持ち込んでいるが、「発生がほとんどない状況で、無理をして山に入って収穫する気がおきない」との声が漏れる。

