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【探訪】都心をスローな空中散歩…飛行船「ツェッペリンNT号」

2007.10.15 01:48
このニュースのトピックス
浅草、銀座、六本木、新宿・・・。都心の夜空を巨体がゆっくりと飛行する。上空からは東京タワーやレインボーブリッジのむこうに羽田空港まで見渡せた。船内は、照明を消しても新聞が読めるほど明るいという(本社ヘリから)浅草、銀座、六本木、新宿・・・。都心の夜空を巨体がゆっくりと飛行する。上空からは東京タワーやレインボーブリッジのむこうに羽田空港まで見渡せた。船内は、照明を消しても新聞が読めるほど明るいという(本社ヘリから)

 フワリと離陸すると地面がゆっくりと遠ざかっていく。高度を上げるために大きな船体を傾け、都心の空に向けてゆるやかな上昇軌道を描く。心地よい独特の浮遊感がたまらない(動画はこちら)。

 日本飛行船(東京都品川区)の「ツェッペリンNT号」による遊覧飛行が年内にもスタートする。就航に向けて急ピッチで準備が進む中、ひと足さきに体験搭乗し、夜の都心を空中散歩としゃれ込んだ。

 全長は75メートル。現存する飛行船としては世界最大だ。高度300〜600メートルを巡航速度70キロほどで進む。

 ゴンドラと呼ばれる船内は、ヘリコプターなどと比べて振動が少なく音も静かだ。自由に歩きまわれるのも魅力のひとつで、右の窓から左の窓へと移動しながら景色を楽しんでいると、知らず知らずに童心に返っていた。

 飛行船といえば、1937年に起きたヒンデンブルク号の大惨事が有名。だが、ツェッペリンNT号は不燃性ガスのヘリウムを使っていて、爆発炎上の心配はないという。さらに、30センチの大穴が開いてもガスが抜けきるまでに8時間も要するため安全性は高い。

 遊覧コースは桶川運航基地(埼玉県川島町)から1日4便が計画されており、特に夜景クルーズに人気が集まりそうだ。料金は1時間あたり1人8万〜12万円とやや割高。それでも、急ピッチで変貌する首都・東京を、上空からゆっくりと眺めるのは“スローライフブーム”にぴったりの新レジャーなのかもしれない。(写真報道局 奈須稔)

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浅草、銀座、六本木、新宿・・・。都心の夜空を巨体がゆっくりと飛行する。上空からは東京タワーやレインボーブリッジのむこうに羽田空港まで見渡せた。船内は、照明を消しても新聞が読めるほど明るいという(本社ヘリから)
ゴンドラはマイクロバスほどの大きさで、定員は乗員乗客合わせて14人=桶川運航基地
後部の窓からは、新宿の高層ビル群とともに、飛行船の船体も見えた
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