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食パン、24年ぶり値上げ 山崎製パン
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
製パン業界最大手の山崎製パンは9日、12月1日出荷分から食パンや菓子パンの主要商品を、ほぼ全面的に値上げすると発表した。食パンの値上げは昭和58年以来、約24年ぶりで、菓子パンの値上げも約17年ぶりとなる。小麦などの原材料価格の高騰が主食の食パンにまで波及した。他社も追随する可能性が高い。
激しい販売競争で、小売業界は、メーカー側の値上げを自社で吸収する努力を続けてきた。しかし食品業界は即席めんやパスタなどの値上げを相次ぎ表明しており、一部小売りでは店頭価格の値上げの検討に入るなど家計への影響が広がりそうだ。
山崎は、希望小売価格(税別)を5〜12%引き上げる。和洋菓子の一部も値上げする。200円の食パン「ダブルソフト」が220円に、80円のあんぱんが90円になる。「まるごとバナナ」や肉まんも値上げする。
輸入小麦の政府売り渡し価格が10月から10%引き上げられたことを受けて、製粉各社が食品会社向けの業務用小麦粉の値上げを決定。原油高の影響で包装資材の価格も上昇している。山崎は「原材料価格の上昇傾向は中長期的に続くことが予測される。企業努力では、もはや吸収できない」と説明している。