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讃岐うどん人気、コシ折れ? (1/2ページ)
このニュースのトピックス:相次ぐ値上げ
コシの強さとともに1杯200円前後という安値が魅力で、一大ブームとなった讃岐うどんに値上げという「逆風」が吹いている。背景にあるのは原料の輸入小麦の高騰。10月からは再値上げも実施され、地元・香川では「値上げに踏み切る店が続出するのでは」という声も。さらにブームの副産物として「ゆで汁」の大量排水という“環境問題”も持ち上がっている。関係者は「せっかくのブームに水を差さなければよいが」と心配顔だ。
■取引打ち切られ
「めん1袋あたり15円前後の値上げを申し出たら、5社あった納入先のうち2社から取引を打ち切られた。売り上げは2割も落ち込んだんです」
7月に一部メニューを30円値上げした高松市栗林町の上原製麺所の上原正則社長(59)が苦しい実情を明かす。
うどんの値上げの大きな要因は、原材料となる小麦粉の高騰。主産地のオーストラリアが記録的な干魃(かんばつ)に見舞われたことが原因だ。
讃岐うどんは「豪州産・スタンダード・ホワイト」という品種が原料の約85%を占める。同種の政府売り渡し価格は、4月に5%値上げされたばかりだったが、農水省は今月、国際相場の値上がりを踏まえ、来年3月まで10%の値上げ実施に踏み切った。
高松市内のうどん店社長(58)も「約30年うどん店を経営しているが、これほどの値上がりは経験がない」と影響を深刻に受け止めており、他店の動向をみながら今後、値上げを検討しているという。
うどん店93業者が加盟する「さぬきうどん協同組合」によると、9月末までに20〜30円の値上げをしたのは16店。同組合の大峯茂樹理事長(58)は「11月には、品質を維持しようとほとんどの製麺所やうどん店が値上げに踏み切るのではないか」とみる。
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