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ホンモロコ「全国区」に
絶滅が心配される琵琶湖の固有種で、関西では高級魚として知られる「ホンモロコ」の養殖法などを紹介する「第1回全国ホンモロコシンポジウム」が4日、鳥取市の県民文化会館で開かれた。全国一の養殖生産戸数を誇る鳥取県の生産組合が、食材として全国にPRしようと計画。午後には千葉や新潟、石川県などの研究者らが養殖の取り組みなどを報告する。最終日の5日は参加者が鳥取市内などの養殖場を見学する。
ホンモロコはコイ科の淡水魚。春から夏にかけて産卵し、孵化(ふか)から約半年で体長10センチほどになる。味は淡泊で、川魚特有の臭みが少ないのが特徴。特に琵琶湖の100メートル近い深みにいる2、3月は骨が柔らかく、焼いて食べるとおいしい。
琵琶湖では昭和49年に372トンの漁獲高を誇ったが、ブラックバスなどの外来魚による食害で平成16年には5トンにまで激減。同じく琵琶湖の当たり前の魚だったニゴロブナと並んで高級魚に位置するようになった。滋賀県は稚魚の放流や外来魚の駆除に力を入れるなど資源回復に懸命となっている。
一方で、農家の後継者不足などで増えている休耕田を利用する養殖方法が注目され、全国に広がりつつある。休耕田を掘って水深約30〜50センチの水をためれば養殖場が出来上がり、設備の経費がさほど掛からない。
鳥取県によると、県内では15年から休耕田での養殖が始まり、18年度には生産戸数が54戸と埼玉県を抜き全国一に。18年度の生産量は6トンに上っている。
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