ライフ【放射性物質漏洩事故】原発と異なる安全規制、停止長期化で研究影響も+(2/2ページ)(2013.5.26 22:02

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【放射性物質漏洩事故】
原発と異なる安全規制、停止長期化で研究影響も

2013.5.26 22:02 (2/2ページ)防犯・防災

 しかし、規制庁幹部は「だからといって危険な放射性物質を扱っている点は変わらない」と指摘する。

 規制委は今後、定例会で対応を検討することになるが、J-PARCを運営する日本原子力研究開発機構は、高速増殖原型炉「もんじゅ」の点検漏れで安全意識の低さが指摘され、運転再開が禁止されたばかり。J-PARCも厳しい判断が示される可能性がある。

 運転再開には地元の理解も不可欠だが、通報が事故から1日半遅れたことに不信感を募らせており、一筋縄ではいかないことも想定される。

 同施設はニュートリノを295キロ離れた岐阜県飛騨市の検出器「スーパーカミオカンデ」まで飛ばし「ニュートリノ振動」という現象の解明を目指し、世界の研究機関としのぎを削っている。運転停止が長引けば、日本の基礎物理研究に遅れが生じる懸念がある。

 ほかにも、民間や大学がリチウムイオン電池や新薬開発、病気のメカニズム解明などさまざまな研究を行っている。長期停止になれば、こうした研究にも影響が及ぶことになる。(原子力取材班)

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