ライフ【父の教え】少子化・消費者担当相 森雅子さん 育まれた「弱者救済」の心+(1/2ページ)(2013.4.24 07:57

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【父の教え】
少子化・消費者担当相 森雅子さん 育まれた「弱者救済」の心

2013.4.24 07:57 (1/2ページ)家族・少子高齢化

 安倍内閣少子化・消費者担当相、森雅子さん(48)の父、雅史さん(79)は東京大空襲で父親を亡くした。家計を支えるために中卒で働き始め、4人の弟や妹を大学まで出した苦労人だ。

 「長男だった父は家族を養うため、いろんな仕事をした。給料は全部家に入れ、弟や妹の大学卒業後、自分は夜間高校に通い、勉強した。働き者で無口。私が大臣になっても頑張れとも言わない。ただ、見守ってくれている」

 雅子さんが中学1年のとき、雅史さんは世話になった叔父の借金の保証人となり、大きな負債を抱える。給与が差し押さえられ、夕飯は母親がパート先からもらってきた菓子だけのときも。妹2人に先に食べさせると雅子さんの分はない。そんな日は何も食べずに寝て、翌日の給食は休んだ人の分まで食べた。

 「『小さい者、弱い者は助けなければいけない』が父の考え。森家ではその考えが徹底していた。弟や妹のために中卒で働いた父からすれば、長女の私が妹たちのために夕飯を我慢するのは当たり前。私もそれを不満に思うこともなく、当然と思っていた」

 雅子さんの政治家としての基本スタンス「弱者救済」の心を育んだのが雅史さんだった。借金取りが家に押し掛けるなどつらい経験をした中学時代、無償で借金減額に尽力してくれた弁護士の姿を見て弁護士を志す。奨学金をもらいアルバイトをしながら、高校、大学を卒業した。5回目の挑戦で司法試験に合格。弁護士として、「ココ山岡事件」「オレンジ共済事件」などの消費者事件を手掛けたのは「もう誰も自分と同じ思いをしてほしくない。弱い立場の人たちを助けたい」との強い思いからだ。

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