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東電・勝俣恒久会長インタビュー詳報(1)原発事故「もう少し防ぎようがあった…」
東京電力の勝俣恒久会長は、産経新聞のインタビューに対し、福島第1原発事故から実質国有化に至るまでの難しい経営判断を吐露した。だが、政府支援によって破綻は免れたものの、再生に向けた道筋は明確に示せていない。賠償、廃炉など大きな負の遺産を残し、27日付で東電を去る。
■東京電力は先日、福島第1原発事故の社内事故調査委員会による最終報告書をまとめた。事故原因について「津波想定に結果的に甘さがあり、備えが不十分だった」と対策に甘さがあったことを認めたが、「現時点で振り返れば事前の備えが足りなかったが、その時々では不作為とはいえない」との認識も示した。
--原発事故に対する責任はどう考えるか
「私としても会社としても、法はきちっと守って、そのなかでまた、地震などいろんな知見についても絶えず目を光らせながら、どうすべきかはしてきたつもりなんです。けれど、いってみればそういう設計ベース、これまでの概念を超えるような津波が起きて、電源停止とかそういうことになったんですね。こういうような事象を想定しえなかったということ、そしてその影響の大きさをいま突きつけられているわけです。それをみると、やはり、米国でいう『B.5.b』(注:米中枢同時多発テロを受け、米原子力規制委員会が業界とともに進化させていった原子力規制)ですか、こういう考え方が、改めて足りなかったというのが、反省材料です」
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