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【あの人が語る家族】中谷彰宏さん(4完)年に数十冊執筆…すべて妹と愛犬に学んだ
年間数十冊のペースで本を執筆し続けてきた作家、中谷彰宏さん(52)はこういう。「書くというより演奏する感覚。パソコンのキーボードがピアノの鍵盤にみえる」と。この創作スタイルを確立させるうえで、欠かせない存在となったのが妹、ひとみさん(50)と、愛犬『オードリー』という。
--妹のひとみさんはどんな方ですか
中谷 「両親は仕事をしていたので、2歳年下の妹の面倒を見るのが僕の主な役割でした。両親が忙しいときは、妹のごはんの支度も僕がしていました」
--兄であり、親でもあったのですね
中谷 「夜になると、妹を寝かしつけるまで2段ベッドの上下に分かれ、いろんな話をしました。その経験が今の僕が本を書く文体になったんです」
--『作家・中谷彰宏』の原点ですね
中谷 「妹の学校の担任の先生とのやりとりでも、プリントに親が一言コメントを書かなければいけないような時は、僕が全部書きました。先生の好みが分かっていたので、こう書いておけばいいという“ツボ”を心得ていました」
--代筆はバレなかったのですか
中谷 「父親の荷札書きの手伝いで大人の文字を覚えていたから、いまだに一つもバレていません。先生からは『中谷さんのご両親はすごく教育熱心』といわれたほどです」
--頼りになるお兄さんですね
中谷 「兄妹ゲンカになると、叱られるのは必ず僕。親から『上の者の仕切りが悪い』といわれました。妹と接することで僕は責任感とリーダーシップを学びました」
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