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「スローフード」20歳 食の遺産守る消費者の自覚 (2/3ページ)
このニュースのトピックス:環境・エコ
その活動のモットーは、「おいしい、きれい、ただしい」の3つに集約される。「食品の品質は、まずおいしくなければいけない。そして、環境に配慮して、クリーンでなければならない。農業従事者に正しい賃金を払わなければいけない。それがスローフードが行っている使命です」
◆国境超えた生産者会議
“食の遺産”を保護するには小生産者を守ることが大切。それが生物多様性の再生につながるとの考えから、力を入れているのがトリノで開かれる大規模な生産者会議だ。
母なる大地を意味する「テッラ・マードレ」と銘打ったこの催しは、日本を含む世界各地から農・漁業従事者、食関連の有識者、料理人、遊牧民などが一堂に会する。生産者同士のネットワーク作りの場として功を奏している。
日本でも食の安全への関心の高まりとともに、スローフードは注目を集める。5年前に設立されたNPO法人「スローフードジャパン」は、全国に約2200人の会員を持つ。アジア初となる「テッラ・マードレ・ジャパン」も10月、横浜で開かれ、国内外から多くの参加者が詰めかけた。


