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西成・あいりん地区の違法屋台に大阪市が自主退去を指導 (1/2ページ)
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日本最大の日雇い労働者の街、あいりん地区(大阪市西成区)で、路上を違法に占拠している居酒屋などの屋台街について、市は2日、自主退去を求める本格的な指導に初めて乗り出した。指導に従わない場合、小学校近くの屋台は年度内の強制撤去も視野に入れる。この日は混乱はなかったが、これまで約30年にわたって市が事実上黙認してきた経緯もあるだけに、反発の声を上げる経営者らもいた。
市職員が6人一組で屋台街を回り、経営者に対し「市道の不法占拠」として自主退去を求めた。これに対し、ある女性経営者は「いきなり『出て行け』とはどういうことか」と反発。別の経営者は「違法とは知らなかった」と戸惑い、「屋台に来てやすらぎを感じてくれる人もいる。今後どうするかは周りの店の人と相談するしかない」と力なく話した。
市などによると、木造平屋の屋台は昭和50年ごろから立ち始め、現在は居酒屋を中心に47軒ある。電力会社と契約して冷蔵庫やクーラーを備えた屋台も多い。近くの市立萩之茶屋小学校東側の塀沿いには約50メートルにわたって立ち並んでいる。
屋台街をめぐっては、市が「労働者の息抜き場所」として約30年にわたって事実上、黙認してきた経緯がある。現在も20軒に露店飲食店営業の許可を出している。
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