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社会貢献したい!! 若者の仕事選びに変化 (1/2ページ)
「1億総サラリーマン化」と言われた時代も今となっては昔の話。終身雇用が崩れ、働き方が多様化する中、若者の仕事選びに変化が出てきた。目立つのが「給与の額」より「社会にどれだけ貢献できるか」というモノサシ。実際にNPOに就職・転職を果たした事例から職業選択の変化の兆しを探った。(津川綾子)
◆人生をささげる
今年3月に都内の大学を卒業した東京都小平市の関口宏聡さん(25)は、NPO法人「シーズ・市民活動を支える制度をつくる会」(東京)の正職員。シーズは特定非営利活動促進法(NPO法)改正などNPOがより活動しやすい社会を目指す組織だが、関口さんは平成19年、「時代の先を行くような仕事だ」と魅力を感じ、アルバイトで参加、そのまま就職した。
「人生をささげて働くなら人の役に立ち、新しい分野をつくり出すような仕事を選びたかった」。民間企業のように大幅な昇給は期待できず、NPOは男性の寿退社が多い事情はあるが、「若いから突っ走る」と笑う。
東京都大田区の浜津裕香さん(35)は今年1月、約7年勤めたPR会社を辞め、紛争・災害地の人々を支援する認定NPO法人「JEN(ジェン)」に転職。元の会社に報告したら、上司はキツネにつままれたような顔をしたが、同僚からは共感の声が相次いだ。「NPOの仕事は働いた成果が社会の変化にどうつながるかが見えやすい」と志した。
JENの広報として勤めてまだ5カ月だが、紛争地や災害地の事情、JENが行っている緊急・復興支援活動の様子をニュースレターにまとめ、寄付者に限らず社会に発信。現地支援のための資金調達活動にも携わっている。
毎月1回「NGO就職ガイダンス」を開いているNPO法人「国際協力NGOセンター」(JANIC、東京)の富野岳士事務局次長(44)は、「社会の役に立ちたいという視点から仕事を選ぶ人は間違いなく増えている」。ガイダンスの参加者は増加傾向で、今年度は講師を増やし、月1回の定例以外に2回増やして開くことを決めた。


